国立研究開発法人情報通信研究機構(以下「NICT」といいます)が提供するアプリケーションソフトウェア“VoiceTra”は、以下の利用規約に同意された場合にのみ利用できます。
- 本利用規約に同意した者(以下「利用者」といいます)は、個人利用目的あるいは別途NICTから許諾を受けた実証実験の目的のために“VoiceTra”を利用できます。
- “VoiceTra”に入力された音声やテキスト、その翻訳結果テキスト、端末情報(固有ID含む)、通信履歴、アプリの操作履歴、また利用者の位置情報と利用時間に関するデータ(以下これらを合わせて「利用者データ」といいます)はすべて“VoiceTra”のためにNICTが管理しているサーバーに記録されます。
また、利用者データのうち、所定の言語における音声データと翻訳結果テキストデータはそれぞれの音声認識と音声合成の処理のためにNICT以外の組織にも送信しています。送信先は次の通りです。トルコ語の音声データと翻訳結果テキストデータは、トルコ科学技術研究会議 情報科学・情報セキュリティ研究センター(トルコ)、ヒンディ語の音声データと翻訳結果テキストデータは、高度コンピューティング開発センター(インド)、ポルトガル語の音声データと翻訳結果テキストデータは、システムコンピュータ工学研究所(ポルトガル)、マレー語の音声データと翻訳結果テキストデータおよび上記すべての音声データと翻訳結果テキストデータは、科学工学研究会議インフォコム研究所(シンガポール)となります。
- NICTは、利用者データから作成する統計情報を第三者機関に頒布することがあります。また統計情報は商用利用に供されることがあります。ただし統計情報に個人情報は含まれておらず、個人を特定することはできません。
- NICTは、利用者データを音声・翻訳技術の改良の目的のために様々な形で利用しますので、“VoiceTra”に個人情報やプライバシーを含む情報、営業秘密等、第三者に対し秘密にしておく必要がある情報は入力しないでください。
- NICTは、“VoiceTra”をより多くの皆様が利用できるように、利用者の利用時間に上限を設けることがあります。またNICTが利用者による“VoiceTra”の利用方法が不適切であると判断した場合には、当該利用者の利用を制限することがあります。
- “VoiceTra”の利用の際に必要となる通信料は、すべて利用者の負担となります。通信料金が高額とならないよう、通信会社が提供する定額サービス等の利用を強く推奨します。“VoiceTra”の使用により利用者の予測の範囲を超える高額の通信料が発生した場合であっても、NICTはその補償は行いません。
- NICTは、“VoiceTra”による音声認識、翻訳、音声合成の結果の正確性を保証しません。またNICTは、“VoiceTra”が間断なく利用できるようそのシステムの維持に努めますが、“VoiceTra”が常時利用可能であることを保証するものではありません。そのため、“VoiceTra”を重要事項の伝達や緊急時の通信に利用することは控えて下さい。
- NICTは、予告なしに“VoiceTra”の仕様を変更する場合があります。
- “VoiceTra”は性能評価・改良、ユーザビリティ調査、ビジネスモデル検証等のための実証実験のために公開されています。そのため“VoiceTra”の提供期間は保証されず、予告無く提供が終了する場合があります。
- 利用者の端末にダウンロードされる“VoiceTra”に関連するソフトウェアの機能・仕様や、“VoiceTra”のためにNICTが管理しているサーバーによる音声認識・翻訳・音声合成技術を解析・リバースエンジニアリングをする事を禁止します。解析等の結果NICTの特許権や著作権等が侵害された場合には、NICTは差止や賠償請求をする場合があります。
- 本利用規約に定めている場合であるかどうかを問わず、“VoiceTra”の利用により利用者に如何なる損害が生じても、NICTは一切の責任を負いません。NICTは日本を含むすべての国や地域で“VoiceTra”の利用が合法であることを保証するものではありません。
- “VoiceTra”の利用にあたっては、本利用規約に加えて、Google社が定めるライセンスアプリケーション・エンドユーザ使用許諾契約およびGoogle Playの利用規約が適用されます。